ぺそぎんのメモ帳

備忘録として作ってみました

"神様"について思うこと

あなたにとって神様とはどのような存在でしょうか。もちろん科学的・哲学的な方面から存在するわけないと考えるのが一番手っ取り早いとは思います。ただそれではあまりにも味気ないので今回はちょっと回り道して、神様は存在すると仮定した場合こんな不都合が出てくるのでは?という視点から考えてみたいと思います。例えば神様を物事に対して人智を超えて能動的に干渉できるような凄い存在と仮定した場合どんな不都合が起きるのでしょうか。それは以下の一文で示すことができます。

 

 ・神様=様々な理不尽を容認する嫌なやつ という図が成り立ってしまう

理不尽と聞いてどんな物事が思い浮かぶでしょうか。生まれた国の違いによる貧富の差、容姿による差、家庭環境による差、個々人の間の能力による差、何に焦点を当てるかにも寄りますが考え方次第では様々な理不尽が転がってるとも言えます。もし神様が様々な物事に対して能動的に干渉できるすごい存在だと仮定してみましょう。その場合の神様は"理不尽を解決する能力を持ちつつもその状態を維持している(黙認している)存在"だと言えます。もちろん全ての宗教がこのような立場を取っているはずはありません。しかし神様を前者のような存在だと考えてしまった場合、非常にシンプルな理屈で神様はとても嫌なやつだと考えることができてしまいます。

 

20世紀に神を殺した人類がその後幸福なのか否か、色々な立場が取れると思います。ニュースを見る限りでは後ろ向きな話題をよく見かける気がしますが、それでも個人的には時代はより理性的な方向に向かってる気がしてるなーと考えています。少なくともこんな身も蓋も無い事をクーラー効かせて書きなぐれるのは非常に良い時代だと言える気がします。